小児喘息の吸入器、服薬の治療について。吸入器を選ぶポイントは?

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小児喘息の子どもさんをおもちのお母さんは、その治療について不安を抱いていることが多いと思います。とくに喘鳴を繰り返すようになると、頻回に小児科を受診し吸入治療を受けたり、ひどい時には点滴をしないといけなかったり。吸入器を購入した方が良いのかどうか迷いますよね。
今回は私が子供のころにどのような治療を受けていたのか、また、現在私の子どもたちがどのような治療を受けているのか、また吸入器の選び方についてまとめてみました。あくまでも私の小児の頃と現在の治療の状況についてですので、かかりつけのお医者様に相談されて決めていくことが一番です。一つの参考までにお読みください。

小児喘息で私が行っていた吸入器や服薬による治療について

私は物心ついた時にはすでに喘息の治療をしていました。中学生のころには落ち着いてきてだんだんとお薬に頼らなくなったと思います。
<私がしていた治療とは>
★服薬・・・朝晩テオドールを服用していました。
テオドール:気管支の拡張、呼吸中枢の刺激などの作用により、気管支ぜん息、ぜん息性(様)気管支炎、慢性気管支炎や肺気腫によるせきや痰がからむ、息苦しいなどの症状を改善します。
通常、気管支ぜん息、ぜん息性(様)気管支炎、慢性気管支炎や肺気腫の治療に用いられます。

★吸入器による薬の吸入・・・朝晩吸入器でベネトリンとインタールを吸入していました。
ベネトリン:気管支筋の緊張をやわらげて気管支の内腔(ないくう)を広げ、空気の通りをよくする作用(薬によっては鼻粘膜を収縮する作用)があり、喘鳴(ぜんめい)(呼吸するたびにのどがヒューヒュー、ゼイゼイいう)、息切れ、呼吸困難といった喘息(ぜんそく)発作の症状を改善する薬です。

インタール:ヒスタミンなど化学伝達物質の放出を抑えることにより、アレルギー症状の発現をおさえます。
通常、気管支喘息の治療に用いられます。

小学生高学年頃には吸入器の薬のセッティングは自分で行っていました。
実際に吸入器の準備は簡単ですが注射器を使用するので、安全に行える年齢になるまではお母さんがしたほうが良いでしょう。
インタールやベネトリンはその子の年齢や喘息の重症度によって量が変わってきます。
で、お医者さんに決められた量をインタールは小分けにされたアンプルから注射器で取り出します。それを吸入器の薬を入れる場所に注入します。次に、ベネトリンですが、これも茶色の小瓶に入った薬を注射器で吸い出して、同じように吸入器の薬を入れる場所に注入します。あとは蓋をしてスイッチオンで吸入が開始できます。

私は朝晩していたので、おばあちゃんちにお泊りに行くときも持参しましたし、小学校の修学旅行や自然の家への野外活動でも吸入器を持っていきました。その当時は大きいものでしたので、めちゃくちゃ重い思いをして行きました。

小児喘息で私の子どもたちが受けている、吸入器や服薬治療について

私自身、妊娠中は子供がアレルギー体質にならないようにとできるだけ気を付けていましたが、残念なことに私の二人の子供たちも軽い喘息もちです。
★上の子(3歳)の場合:やはり2歳頃から咳をすることが多くなってきました。この頃は出産した総合病院の小児科にかかっており、そこの担当医に漢方薬を処方されていました。それでけっこう落ちついていたんです。
しかし、その先生が昨年から海外に留学され不在となり、残っている他の先生が引き継いでくれたのですが、いまいちそりが合わず?けっこう軽い感じにみられてしまうように感じたので、現在は近くの開業医さんをかかりつけにしています。時間外でも発作時は対応してくれて、夜間でも吸入をしてくれます。それがどんなに助かることか。
で、結論を言いますと上の子は予防のお薬を飲んでコントロールしてます。そこに至るまでには咳だけでなく、喘鳴まで起きるようになり吸入治療を繰り返すことが多くなったため、予防のお薬を飲むことになったんです。

★下の子(1歳半)の場合:下の子は生後2ヶ月ほどで喘息疑いで入院しました。はじめは産後からなんか鼻水や痰が絡んだ感じが続いていたんです。その時はまだ総合病院に通院して、お薬をもらっていました、上の子の時に軽く見られたと感じた先生です。案の定、悪化していてその時はまだ勤務されていた、今は留学してしまった先生が見てくれた時に「入院させましょう」ということになり、それからはその先生の治療を受けるようになりました。その後、先生が留学されてからは下の子も一緒に近くの開業医さんに診てもらっています。
現在は月に2~3回ほどゼーゼーいって軽い発作を起こす状況です。今はその都度吸入に通って服薬と同時進行で治療してます。

最近は喘鳴が頻回になってきたので、私も吸入器の購入が必要なのか悩み始めました。
そこで、思い切ってお医者さんに聞いてみたんです。

「頻回に吸入するようになったら、吸入器を購入したほうがいいでしょうか?」

と。
お医者様の返答としては

「あまり頻回だと、購入したほうがいいかもしれません。でも、まずは上のお子さんがしているように予防のお薬を服薬してコントロールすることからはじめましょう。それでも喘鳴がでるようなら吸入器の購入というかたちですね。」

と。

吸入は下の子(1歳半)も今は嫌がって、けっこうバタバタしながら吸入してます。ですからまずはお薬でいいのかなと思っています。

喘息はまずは発作を起こさないように、予防するということが大切です。
自分のことだと、息苦しさはすぐにわかりますが、お子さんのことだとよく注意して、息づかいをみている必要があります。
私は自分が喘息患者なので、この感じの呼吸は吸入必要だなっていう判断がつきやすいので、すぐに病院に連れて行けますし、対応もできます。
夫なんかは全然かかわったことがないので、子どもがゼーゼー言っていてもあまり深刻な感じがないんですよね。大丈夫だろ?という感じで。もう、これは私が判断して、子どもを守るしかないなって、最近では割り切ってますが(笑)

私が子供の頃と現在の喘息治療では共通する部分も多くあります。ステロイド薬の吸入ですね。
でも、見てもらうお医者様によっては漢方薬という選択肢もあります。
どのような治療を望むのかはかかりつけのお医者様としっかり相談する必要がありますね。

喘息治療に使用する吸入器の選び方とは?

喘息治療に使用する吸入器には、最近では様々な種類があります。
ここでは吸入器を選ぶポイントをまとめてみました。

ネブライザーで検索すると以下のような4種類が上がると思います。

コンプレッサー式
ジェット式
超音波式
メッシュ式

コンプレッサー式はジェット式と同じ。
超音波式はメッシュ式と大体同じです。
それぞれ、薬剤を噴霧する方法が異なります。
小児喘息のステロイドの吸入にはコンプレッサー式を用います(お医者さん推奨。かかる時間が全く違う)。

<吸入器を選ぶポイント>
大型タイプかコンパクトタイプか?

★サイズと噴霧量の関係はどうなの?

サイズには色々ありますが、病院やクリニックで使用しているものは、大きなサイズが多いですね。
大きいものは噴霧量も多く、吸入に必要な時間も短く済みます。しかし、大きくて重くて持ち運びに不便という短所もあります。

小さいものは大きいものに比べて噴霧量は少なくなりますが、時間が1〜2分長いという程度です。

・サイズが大きく重たくて置き場所もとるが、吸入が早くすむ方を選ぶか
・サイズが小さく軽くて置き場所もとらないが、吸入が長い方を選ぶか

子供や自分のライフスタイルによりますが、
選択ポイントとしては

①持ち運ぶ必要があるかどうか
旅行や帰省の機会が多いのであれば、コンパクトがオススメ。自宅でしか使わないなら、どちらでもよいでしょう。

②吸入時間、じっと堪えられるかどうか
小さいお子さんで、長い時間吸入に集中できない場合は少しでも早く終われる方がいいかもしれません。

③音は大きい?小さい?
私が感じた限りでは大きい方が音が大きく、小さい方が音が小さい気がします。

私的には小さいサイズがやはり便利かなと思います。お泊りや、私のように修学旅行に持って行くようになれば軽いに越したことはありません。
もし、海外旅行に行くとかになれば手荷物で持ち込むことになるでしょうから、やはりコンパクトが良いですよね。

オムロンのネブライザー

★スタンダードモデル

 

★コンパクトモデル

まとめ

喘息治療の過程で、吸入器を買うべきかどうか悩む時期はあると思います。
まずはかかりつけのドクターと相談して、慎重に進めましょう。先走って購入しないほうが良いですね。もしかすると、服薬の予防薬のみでコントロールできるかもしれませんからね。
あと、漢方薬という選択肢。これもドクターに相談しましょう。うちの子供たちも最初にかかっていた総合病院で、漢方薬を処方されていたので、病院でも処方できるものです。

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